宮崎市花山手で開業しております小坂歯科医院の院長 小坂です
コロナウィルス騒動でしばらくブログまで謹慎していましたが、久しぶりに書こうと思います。
GWは西米良の河川敷で弁当食べていたら、トンビに弁当を襲われて10分程で撤退してきました(泣)
ステイホーム大事ですね!スミマセン!
宮崎では幸い、新たな感染者も無く平穏な日々が返ってきたような気さえします。
ただ、気の緩みは油断大敵、コロナウィルスの感染力の強さも忘れてはいけません。
私個人としては、インフルエンザみたいに毎年感染が定着していくような気がしています。
そこで我々歯科医師としてはコロナの蔓延にどう立ち向かうか?が大切なキーワードとなります。
歯科医師の目線で新型コロナウイルスの感染をどう防ぐか
まず、歯科に関係するもので、どういう方がコロナウィルスに感染しやすいか?
全身疾患(糖尿病、肺、呼吸器、血液、腎臓…など)、口呼吸、免疫機能低下など、通常のウィルスにかかりやすいものは当然です。
あとは、手を洗わない、すぐ口や顔、目を触る方。これが非常に問題です。
あるテレビで、コロナのインタビュー中の女性が、癖なんでしょうが口や髪、顔周辺を頻繁に触っているのを見ました。(心理的に自分を綺麗に見せようとする無意識下の癖かもしれません)
普段消毒されていない部分を触って口周囲を触ると、感染の危険性は一気に増していきます。
子供さんもよく指をなめたり、色んな物を口に入れるので注意が必要です。
そういう癖のある方は、とにかく顔周辺を触らないようにしましょう!
あとは失礼ですが、「口の中が不潔な方」は要注意!!
ウィルスは「飛沫感染」が有名ですが、くしゃみや咳の際に磨いていない人などは当然ウイルス除去が出来てませんから保菌率も高くなります。
口腔は生命活動の重要な入口
口は 「話す」 「食べる」 「くしゃみ」 「咳」 あとは本来の目的ではないのですが、一応「呼吸器」です。
つまりは 生命活動の重要な入り口が口腔なのです。
お口にウィルスが入る前にまず清掃を徹底して、水際対策をしましょう!
それと、歯が少ない方や噛めない方は、消化器官が悪い場合もあります。
特に腸の機能は免疫にも関係しますので、良く噛める状態にして免疫力を上げるのも重要なポイントですね!
当院の感染予防対策
最後に当医院での最近のウィルス対策をご紹介します。
①当然ですがアルコール等での消毒
②受付のカーテン(飛沫感染防止)
③初診の方のコロナウィルスアンケート
④オゾン殺菌
⑤スタッフのメガネ、フェイスシールドの着用
⑥広範囲網羅の空気清浄機
これはストリーマという機能でウイルス殺菌もしてくれます。
⑦第4級アンモニウム塩での器具、ユニット消毒
歯科医師会等の公式な見解では「患者様同士の相互感染」は歯科医院では1例もないそうです(現在のところ)
歯科では換気や感染予防対策、スタッフの手洗いなどは一般の方の認識よりも厳密に行われています。
口の健康は、感染からも身を守ります。
歯科医院に通ってお口の健康を保つようにしましょう!