かなり私事ですが、最近 『脂っぽい食べ物』がほとんど食べれなくなってきました。
『40過ぎると色んな所にガタがくるよ~』なんて周りから言われていたのですが、正にその通り(笑)
もつ鍋、マグロのトロ、丸腸、こってりラーメン、天ぷら、とんかつロース、豚バラ、そしてサシが入った牛肉(宮崎県民なのにホントスミマセン)など、昔大好きだった食べ物が見ただけで『うっ』とくるようになってしまいました(泣)
それに対し、豆腐、美味しいダシ、野菜の煮物とか、美味しくて感動するのは、いつも脂っこくないものになりました。
さらに妻においては、以前は 『No sasimi No Life!』 だったはずですが、最近は刺身を全く食べなくなりました。
夕飯に出る1人前の刺身は私の老体では消費しきれず、息子が残りをムシャムシャと食べている有様です。(じゃ~刺身買うなよって話ですがw)
私と妻の家系は『男子短命』なので、このまま老化が進むと私も60代は覚悟しておかないといけないかな~?なんて考えたりもします。
ただ、歯がしっかり残って、食べ物をしっかり噛める方は長生き出来ると思いますので、歯のケアはしっかりしましょうw
で本題ですが、今回は『噛む事と発育や認知症の関連』などについて書こうと思います。
食事で噛む回数が減ったことによる歯並びへの影響
よく子供さんの歯並びについて相談を受けますが、最近のお子様は歯並びがキレイに揃わない事が多く感じられます。
これは昔より顎が小さくなったとか諸説ありますが、基本的には『食事で噛む回数が減った』のが原因ではないかと言われています。
実は、遠く昔の『弥生時代』の人々の食事は1食 なんと 平均4000回!!も噛んでいたそうです(ホンマカイナ?)
対して現代人は 平均 600回↓・・・
遺伝の問題などもありますが、これでは顎は成長しないですよね・・・
歯の大きさは、さほど昔と変わらないと言われていますが、親知らずが斜めに生えるようになったのも、こういう事が原因でしょうね!
という事は現代人は多くが『矯正』が必要になる可能性が高いのです。
歯並びが良いとメリットがたくさんある
歯並び・かみ合わせが良いと色々利点があります。
①見た目が良い
②磨きやすい=虫歯になりにくい
③食べやすい
④発音しやすい
⑤モテるかもしれない(笑)
など、八重歯フェチの方以外には利点しかありません。(ちなみに私は広末涼子さん好きですが・・・汗)
日頃からしっかり噛むことができる食事を
とにかく、子供の頃から色々な食べ物を与えて好き嫌いなく成長していくのが望ましいと思われます。
柔いパン < 硬いパン
肉 < 魚
柔い肉、ハンバーグ、ソーセージ < 骨付き肉
もも肉 < ササミや胸肉
白米 < 五穀米、炊き込みご飯 など
その他、噛み応えのある干物、イリコ、根菜類、豆類、甘くない硬いオヤツなど工夫をしてお子さんに与えると良いでしょう。
それから口呼吸や爪噛み、指しゃぶりなども歯並びが悪くなる原因ですので、気を付ける必要があります。
また噛む事は、認知症にも関連があると言われています。
・噛むことで脳が活性化される
・歯が無い人の方が認知症のリスクが高い
・歯が無くてもキチンとした入れ歯やインプラントで正常に噛めている人はなりにくい(あくまでデータ上ですが・・)
つまり、なんにせよ噛める事が大切で、良く噛めない人は、噛める人に対して認知症のリスクが約1.5倍~2倍あるそうです。
『噛める・食べれる』は子供の時からの予防や対策が重要です。
噛み合わせや歯並びが気になる方は諦めないで、まずご相談されてください。