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銀歯のメリット・デメリット

歯科治療/院長ブログ

やっと花粉症の呪縛(⁉)から逃れたのに、プチぎっくり腰を患っている今日この頃です(笑)

春は何故か腰が痛むのですが、私だけではないようで、周囲にギックリ腰の方が数多くいます。

まあ歯科医は姿勢が悪い人が多い(多分)からでしょうね!!

それとゴールデンウィークですが、当院は5月5日の「子供の日」に休日当番医をさせて頂く予定です。

息子達、仕事予定の父をお許しくださいw

さて、今回のテーマですが 「銀歯」 について書きたいと思います。

銀歯は銀だけで出来ている訳ではない

銀歯っていうと、そのままで解釈すると「銀の詰め物を入れた歯」ですが、実は銀だけで出来ている訳ではありません。

一般的に銀歯と言われているモノは「合金」といって何種類もの金属が混ざり合って出来ているものなのです。

その正式名称は「12%金銀パラジウム合金」と言われています。

12%の頭文字は『12%だけ金を含む』で、その他、色々混ざっている金属という意味です。

その他は 銀が約50%、パラジウム約20%、銅やその他が数%入っています。そういう意味では50%も銀が入っているので確かに『ほぼ銀歯』なのはまちがいありません。

ただ、よく豪華な品物の例えで『金銀財宝』とか言いますが、金と銀では同じ宝物のジャンルでも雲泥の差があります。

ただかく言う私も歯科大に行く前までは金は勿論ですが、銀もかなり高価だと思ってました。

銀はお口の中でかなり酸化する

子供の頃に読んでいた絵本とかで『銀の食器』や『銀のスプーン』は高価な品物の象徴だったような記憶があります。

実際の価格は金の方が銀の 約10倍‼ もして高いのですが、お口の中では銀は残念ながら、かなり『酸化』します。

酸化するというのは分かり易く言うと『錆びる』という事です。

シルバーアクセサリーとか持ってる方は、すぐ表面が白くなったり、黄色くなったりするのを経験した事があると思いますが、それも酸化が原因です。

肌荒れしたり、金属アレルギーが起こる事も不安定な物質だからなのです。

口の中では唾液や色々な食べ物の影響で余計に酸化し易い状態です。

体に良いかどうかを考えると・・・微妙ですね。

ただ欠点ばかりではありません。以下に私が考える利点、欠点をまとめで記します(あくまでも個人的な考えですが…)

銀歯のメリット

・保険適応(現在の日本では)

・比較的強度は高い(厚みが充分ある場合)

・加工しやすい

・ちゃんとした構造で作って、きちっと合着すれば意外ともつ

・銀歯が大好き 口の中もキラキラさせたい人には最高 (実際ラッパーさんとかでそういう方もいらっしゃいます(笑) )

銀歯のデメリット

・見た目が良くはない

・酸化する(体に悪い)

・変形する可能性がある

・歯垢(プラーク)が付着し易い=清掃性があまり良くない(※重要)

 

…といったところでしょうか。

銀歯の清潔性の悪さ

患者様は一番『見た目』が気になるようですが、私的には セラミック等と比較すると『清掃性の悪さ』 が一番気になるところです。

 

清掃性が良くないと、せっかくキレイに入れた銀歯もまた虫歯になったり、歯周病の原因になったりします。

ただ銀歯に限らず、どういう利点、欠点があり、それを理解した上で材質を選択する事が大切だと思います。

今後、機会があればセラミック等の利点も書きたいと思います。