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親知らずは必要か?

歯科治療/院長ブログ

親知らず

毎日猛暑で世界各地で異常気象といわれていますが、皆様 いかがお過ごしでしょうか?

思い返せば私が子供の頃、気温が30度超えると、そこそこ猛暑だったような気がしますが最近では日本でも40度が記録されるようになってきました。

40度というと、昔は遠い南米とかその辺の気温と同じような温度で、来日外国人が『ニホンノホウガアツイネー!』なんて言ってるのもわかりますねw

自分たちの子供は、もしかすると体育祭が冬になったり、野外での体育は夏場原則禁止とかになるんですかね?

部活動とかどうなっていくのか心配です・・

もしドラ〇もんがいたら『オゾン層回復してくれる道具出してよ~』って言いたいです(笑)

で、今回は、猛暑と同じように出来れば避けたい『親知らずのトラブル』についてがテーマです(前回と同じでこじつけ感がありますが・・・)

親知らずという名前の由来

親知らずは『親がこの歯が生えてる事を知らない』からだそうで、確かに子供の口の中を高校生になってまで観察しないですよね!

まー多分、私は自分の子供のは観察しますけど(笑)

親知らずのデメリット

ちなみに私の持論ですが、基本的に親知らずは残しておいても 『マイナス要素』しかないと考えております。

親知らずを抜かずに残してしまった事で隣の歯が虫歯になったり、歯周病が酷くなるケースがよく見受けられ、『早めに抜いておけばこうならなかったのに・・・』という事がよくあります。

もちろん、歯ぐきの奥底に埋まっていて悪影響が少ないケースに関しては積極的に抜くわけではありません。

しかい、少しでも歯ぐきから出てたり、症状が出るような場合は抜歯した方が良い場合の方が多いと考えられます。

これは隣の歯を親知らずが道連れにして悪くしてしまう事が多いからです。

当院でのケース:上の歯の親知らず

レントゲン右の一番奥が親知らずで、その隣の歯の黒い部分が虫歯。

親知らずを抜かずに隣が虫歯になった典型的なケースです。

親知らずのせいで隣の歯は神経を抜かざるを得ない状況になってしまいました。

このように真っ直ぐ生えている歯でも奥にあるせいで磨けない為に虫歯になるのです。

抜くと歯ブラシがしやすくなり不潔領域が減少します。

もし、物凄く時間をかけて歯磨きをし、甘い物も食べず、奥歯のキワまで磨ければ残しておいてもいいかもしれませんが、疲れますしリスクが高すぎます。

私自身も大学時代に4本の親知らずをあっさり抜いてスッキリした経験があります。

最先端医療では親知らずの細胞を保存する技術も

最先端医療では、親知らずの細胞を保存して(細胞バンク)、将来 歯を失った際に培養して作った歯を自分自身に移植する・・・なんて技術も出てきてます。

たまに『将来使えるかもしれんから親知らずは抜かん!』って言われるんですが、この技術はまだまだ発展途上で、実用にはかなり時間がかかると思いますし、コストも膨大にかかるでしょう。(多分少なくとも10年以上)

そんな治療を期待する位なら、成功率の高い(平均95%程度の成功率がある言われています)インプラントの方が現状では良いと思われます。

親知らずの症状が出てる方は勿論ですが、磨きにくさを実感されている方がいらしゃったらご相談ください!

もしかしたら隣の歯を助けれるかもしれませんよ!!

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